ローヌを代表する生産者「E.GUIGAL」から北部にある 「Condrieu」「Saint Joseph」「Hermitage」この3つの白ワインを比較致しました。


北部ローヌは夏の気温が高く、冬は寒冷な大陸性気候で 年間降水量は南部よりやや多く気温も低くなっています。

畑の多くが花崗岩質土壌の急斜面にしがみつくように 植えられているのが特徴です。


E.ギガル　コンドリュー　2020
Condrieu
＜販売価格：\8,400（税別）＞
ブドウ品種：ヴィオニエ100％
1／3新樽、2／3ステンレスタンクで醸造。低温で発酵させ、マロラクティック発酵も100%行います。樽、タンクでの熟成期間は8ヶ月。 アプリコット、白桃、柑橘類の力強いアロマ。オイリーでコクがあり、品種の特徴をしっかりと表現しています。フレッシュで丸みもあり、ミネラルを強く感じ余韻も長いです。



E.ギガル　サン　ジョゼフ　ブラン　2020年　750ml
Saint Joseph Blanc
＜参考小売価格 \5,000（税別）＞
ブドウ品種：マルサンヌ95％、ルーサンヌ5％
18度前後に温度を調整して発酵。マロラクティック発酵も100%行います。一部はステンレスタンク、一部はオークの小樽（新樽25％、1年使用樽25％）で熟成。 白い花のアロマが強く、洋梨や柑橘類の香り。オーク樽のニュアンスは控えめ。リッチでボリューム感があり、ミネラル味を大変強く感じます。春野菜やシーフードにピッタリ。



E.ギガル　エルミタージュ　ブラン　2019年　750ml
Hermitage Blanc
＜参考小売価格 \12,000（税別）＞
ブドウ品種：マルサンヌ95％、ルーサンヌ5％
樹齢はおよそ30年のブドウを使用。16〜18度に温度調節のうえ発酵。1年使用したオークの小樽で熟成。 花や香草、アカシアの蜂蜜のアロマ。上質なオーク樽のニュアンスもあります。ストラクチャーがしっかりしており、若々しいミネラル感。貝、甲殻類のシンプルな料理と合わせて。