ニュージーランドのオタゴ地方を代表する生産者＜ヴァリ＞から、ワインメーカーのジェン・パーさんが初来日いたしました。 大阪、名古屋、御殿場、東京、札幌を巡り、各地でセミナーなどイベントを行いました。


ジェンさんはアメリカのオレゴン出身で、カルフォルニアでの学生時代にナパワインを飲む機会に恵まれワインを好きになりました。 卒業後はIT系の会社で働きながらも、ロンドンでワインの勉強に励み、ワインメーカーになることを志しました。 ブルゴーニュやニュージーランドなど様々なワイン産地で修業を積んだのち2015年にヴァリに参画しました。 今回の来日では北海道のニセコでスキーを楽しんだり、しゃぶしゃぶや鰻重などの日本食を堪能したり、日本をとても満喫されたようです。


ヴァリが最も大切にしていることは、オタゴのサブリージョン（小地区）による違いをワインに映し出すことです。 セントラル・オタゴの「ギブストン」、「バノックバーン」、「ベンディゴ」、ノース・オタゴの「ワイタキ」を分けて造っています。

　

＜セントラル・オタゴについて＞
ピノ・ノワールの栽培面積が8割を占め、高品質なピノノワールとして名高い産地です。 ニュージーランドで唯一の半大陸性気候で、背骨のような山脈のおかげで、西からの冷たい風と海からの湿気から守られています。 昼と夜の寒暖差が20度ととても大きく、酸を保ちながらゆっくり熟すことが出来るため、果実味豊かでエレガントなワインが生まれます。

➀ギブストン（Gibbston）
セントラル・オタゴの中で最も冷涼で一番遅い収穫となる小地区です。野生のセイジ、タイムなどのハ―ブのアロマが特徴的で、 生き生きとした酸とキメ細かなタンニンで繊細な味わいです。

�Aバノックバーン（Bannockburn）
比較的気温が高い小地区ですが、より標高が高く冷涼な畑を選んでいます。 タンニンが豊富でダークフルーツのニュアンスがあり、力強さを感じる味わいです。

�Bベンディゴ（Bendigo）
オタゴで最も気温が高い地区のため果皮が厚くなります。豊富なタンニンと濃厚な果実味が特徴的でフルボディなワインです。

＜ノース・オタゴについて＞
ニュージーランドで最も期待に満ちたワイン産地です。オタゴで唯一の海洋性気候ですが、冷涼であり、 春から秋は雨が少ないため、長い成育期を取ることが出来ます。その結果、繊細で、熟度もあり、練れたタンニン、 そしてとても長く続くアロマを得ることができます。

�Cワイタキ（Waitaki）
海からの石灰岩土壌由来のミネラルさが特徴です。タンニンはきめ細かく、ワイルドで鮮やかな果実味と旨みがあります。


➀ギブストン　ピノ　ノワール　2019 　750ml
Gibbston Pinot Noir
参考小売価格：\7,700（税込）

�Aバノックバーン　ピノ　ノワール　2019　750ml
Bannockburn Pinot Noir
　参考小売価格：\7,700（税込）

�Bベンディゴ　ピノ　ノワール　2019　750ml
Bendigo Pinot Noir
　参考小売価格：\7,700（税込）

�Cワイタキ　ピノ　ノワール　2019　750ml
Waitaki Pinot Noir
　参考小売価格：\8,800円（税込）