ブルゴーニュ地方ニュイ・サン・ジョルジュを代表するドメーヌ・フェヴレより、輸出部長マチュー・リュノー氏が来日し、試飲セミナーを開催致しました。（2023年11月）





＜フェヴレについて＞
ニュイ・サン・ジョルジュに本拠を置くフェヴレ社は、1825年の創立から７代にわたって続くグラン・メゾンです。 またブルゴーニュ最大の家族経営ドメーヌの一つで60のアペラシオンに畑を所有し、 その中の6区画はモノポール(単独所有畑)です。そしてジュヴレ・シャンベルタンのアペラシオンで最大の所有者でもあります。

＜2021年VTについて＞
今回のセミナーは2021年VTのアイテムを中心に行われました。2021年は非常に収量の少ない希少なヴィンテージです。
開花は予想より10日程早く、その後7月まで涼しい気候が続き、収穫開始が9月21日とここ数年稀にみる遅めの収穫となりました。2020年の収穫が8月19日でしたので、約1か月近く遅い収穫となります。 そうしてできあがったワインは収量は少ないものの、昔ながらのブルゴーニュらしいバランスのとれたエレガントで心地よいヴィンテージとなりました。

＜ワインのご紹介＞
フェヴレ所有のモノポール【“フェヴレ” メルキュレ　ラ　フランボワジエール　（モノポール）】を紹介致します。
フランボワジエールは1933年にドメーヌが取得したモノポールで粘土石灰質土壌の東向きに面しています。 畑名そのままにフランボワーズ＝ラズベリーの瑞々しいアロマや赤スグリやチェリー、カシスやミュールなどの果実香が魅力的な1本です。

メルキュレ　ラ　フランボワジエール　（モノポール） 2021年 (750ml)
Bourgogne Hautes-CdB Champs Perdrix Blanc
参考小売価格：￥7,700（税込）