名門ドメーヌ4代目は偉大なテロワールの個性を表現
長い樽熟成がもたらす豊かなアロマ、柔らかく奥深い味わい
ポール・ピヨは、1947年生まれ。1968年に父アンリよりドメーヌを引き継いだ。現在は息子のティエリー、娘のクリステルがドメーヌを仕切る。
ティエリーは2007年に引き継いで以来、ドメーヌをシャサーニュ・モンラッシェのトップクラスに押し上げるべく尽力している。
ブドウは、プレスの前に破砕。清澄、澱の攪拌はほとんど行わない。
造りでの重要な特徴は、長い樽熟成。アリゴテからグランヴァンまで、
すべて18〜20ヵ月で、いくつかのキュヴェでは、12ヶ月後に一度澱抜きをおこなうが、
その他はそのまま触らずに2回目の冬を迎える。また樽は、350〜500L大樽を使用し、オークの影響を最小限に抑える。
新樽は使用しても10%ほどまで。ティエリーは、ブルゴーニュ・ブランで新樽を使用し、グランヴァンには1年樽を好んで使う。
畑は、シャサーニュ・モンラッシェ、サントーバン、サントネイで13ヘクタール所有。ネゴスも一部造る。
白ワインの村名では、シャサーニュ・モンラッシェ、シャンガンの下に位置しミネラル感のあるレ・マズュールがある。
1級では、高樹齢で、高い熟成ポテンシャルをもつカイユレ、グランド・モンターニュ、グランド・リュショット、そして特にラ・ロマネ、といった村の南側に位置する偉大なテロワールも所有している。
赤ワインの品質も高く、ドメーヌで最も所有面積の大きいクロ・サン・ジャンのクラシックなスタイルは秀逸。全房率は年によって変えているが、100%になることもある。
醸造で個性を出すのではなく、テロワールの個性を表現したワイン造りを目指すティエリー。2015年から畑も有機栽培に転換。畑ではトレサージュを一部採用するなど、進化を続けるシャサーニュの注目ドメーヌ。

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