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生産者情報

Julien SUNIER
ジュリアン スニエ

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所在地
フランス ブルゴーニュ ドゥ-グローヌ
FRANCE BOURGOGNE DEUX-GROSNES
当主名
ジュリアン スニエ
Julien SUNIER




原点はクリストフ・ルーミエとの出会い
創設当時からビオロジック農法を実践するボージョレの注目ドメーヌ

創設者で当主のジュリアン・スニエはディジョンの出身。ワインとは無縁の家庭に育ったにもかかわらず、ワインの造り手となった。そのきっかけは、母親が営む床屋の25年来の常連客だったシャンボール・ミュジニーの大スター、クリストフ・ルーミエだった。

高校を卒業したジュリアンが進路に迷っていることを知ったクリストフは、自らのドメーヌで働くことを勧め、仕事は主に畑仕事であったが、クリストフは来客があるとジュリアンを呼び、いつも同席させて試飲をした。こうしているうちにドメーヌに試飲に来ていたジャスパー・モリスを紹介され、彼のもとで働く事になる。しかしルーミエのもとでワイン造りの虜になっていた彼は、その後、ニュージーランド、ポルトガル、カリフォルニアで醸造の仕事をしながら世界を回った。ブルゴーニュではその他、シュヴロ、ジャン・ジャック・コンフュロン、ジャン・クロード・ラトー、ニコラ・ポテル(ここでは3年)働き、ネゴシアンのボワッソングループで3年間仕事をした後にドメーヌを立ち上げた。

ある生産者の手伝いで滞在したボージョレで、そのテロワールの素晴らしさに魅了され、元々は酪農農家であった標高750メートルの地所を2005年に購入。キャンピングカーで乗り付けて生活をしながらワインの生産を始め、2008年に念願のドメーヌをスタート。現在のポートフォリオは、モルゴン、フルーリー、レニエ、ボージョレ・ヴィラージュ。9haの自社畑を所有し、全てビオロジック農法で栽培している。

ドメーヌ設立当時からビオ農法を実践しており、「Alpes contrôles」の認証を取得。収穫は手摘みでおこなわれ、畑で選別。ブドウは全房のままセメントタンクに入れられ、重力によってブドウが押しつぶされタンク内に炭酸ガスを充満させることで、嫌気性アルコール発酵を開始させる。その後、低温で1〜3週間浸漬させた後、ポンプを使わずに果汁は垂直圧搾機で24時間かけてゆっくりと圧搾。オーク小樽、木製大樽、セメントタンク、卵型タンクにて、澱と共に8-11カ月間熟成させ、瓶詰めは春の終わりにドメーヌで行う。

ジュリアンは、真摯なブドウ栽培によりその土地の個性を尊重し、花崗岩土壌に植えられたこの素晴らしいガメイ品種のエレガントでピュアな果実味をしっかりと表現している。

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